20150809
パサディナ日記 / はじめに
August 09, 2015

明日から2週間、

父と一緒にパサディナに行きます。

 

パサディナとはアメリカのロサンゼルスにある都市で、

父の生まれ故郷です。

 

今回の渡米の目的は、

父のお父さん、つまり、わたしのグランパに会いに行くことです。

 

グランパは先月95才になったところです。

最近まで、毎日のように車を運転していたし

毎週2つの新聞に記事を書いたり

コンサートを聴きに行ったり、と、元気に過ごしていたのですが

少しづつ、歩くことや、身の回りのことをすることが

難しくなってきているようです。

 

父にはお姉さんが2人いるのですが、

最初にまんなかのお姉さんがグランパの様子の変化に気付き、

サンフランシスコから駆けつけて、

1か月ほど一緒に過ごしました。

その後、交代で、いちばん上のお姉さんがサウジアラビアから駆けつけて、

現在まで数週間ほど、グランパと一緒に過ごしています。

ふたりとも、グランパの様子をみながら、

助けてくれる介護の人を探したり、

トイレに手すりをつけたり、

グランパに「ドライブ禁止令」を出して

ウーバー(新しいタクシーのようなもの)を使えるようにしたり、と

身の回りのことをあれこれ整えています。

そして明日からは、わたしの父がそれらを受け継ぎます。

 

グランパは独立心が強く、聡明で、

お茶目で、愛らしい人です。

10年前にグランマが亡くなってからも、

たくさんの友人や家族に慕われながら

活動的に過ごしてきました。

 

高齢なので、ある程度の介助が必要になるのは当たり前のことだとは思うのですが、

それでも誇り高いグランパが弱っている姿をみるのは悲しいです。

 

わたし自身、ついて行ったところで何の役に立てるのかわからないのですが、

大好きなグランパに会いたくて、

お供させてもらうことにしました。

 

太平洋を挟んで西と東、飛行機で約10時間の距離のため、

なかなか頻繁に会いに行くことができません。

明日からの2週間、すべての時間を大切に過ごしながら、

グランパのことをたくさん写真や文章で残したいと思います。